ハウスクリーニング業者の失敗しない選び方
2020/05/11
ハウスクリーニング業者を選ぼうとしても沢山あって迷ってしまいますよね。後から高額請求されたとか家具に傷をつけられたといった、怖い話も聞きますし、知らない人を家に挙げるということからしてハードルが高いです。
しかし、そういったハウスクリーニング業者はごく一部いることも事実ですが、ほとんどのハウスクリーニング業者は善良でまじめに仕事をしています。一部の心無い同業者のために悪いイメージを持たれることもあります。ですから、同業者の目から見たハウステンボスの失敗しない選びをかきます。
抱き合わせ販売
安価なサービスを持ちかけて、その後高額なサービスを勧誘する事業者はいます。非常に安価なエアコンクリーニングや換気扇クリーニングをもちかけ、その作業を行った当日にお風呂場のコーティングや高額な掃除機などを勧誘し契約させる事例があります。
「1000円でハウスクリーニングをしたのだから、契約してもらわないと帰らない」などと強要するケースもあります。そんなものは本来断ればいいのですが、高齢者の一人暮らしで強面の作業員に家にまで上がられている状況というのは怖いものです。
こういったことを避けるためには、まずは相場を知りましょう。ハウスクリーニングは人間が動いてその作業料金を頂く商売です。相場と比べて安すぎる価格というのはやはり何かがあるのです。
そういった意味では、電話勧誘はおすすめしません。相場を調べる間もなく、金額の安さや、今だけといった文句に振り回されてしまうからです。インターネットで調べ、可能ならば相見積もりを取った方がいいでしょう。
安いのには安い理由があるはずなので、その理由を説明してもらいましょう。「安さに付け込んで後から高額商品を押し込むつもりだ」といった業者はやすいりゆうを答えられないでしょう。
しかし、セット価格のように実際に安いものがあるのも確かです。抱き合わせ販売イコール悪徳業者というわけではありません。それを見積もりや相談の段階で提案されたら、検討するのは構わないと思いますが、作業当日に提案されるべきものではありません。
紛失や損傷の補償
お客様の家に上がって作業をするわけなので、紛失や破損はあってはならないのですが、全くゼロにするというのは難しいことです。
どの業者も経験豊かなさぎょういんを派遣することをアピールしていますが、現実問題として新人もいるし、人ののうりょうくにはちがいもあります。人間は工業製品ではありませんので、なんらかの形のムラはあります。また元の状態がどうであったかということも曖昧であることがほとんどです。
ここは実際にトラブルの起きやすいところであり、業者側もさまざまです。お客様の言いがかりとしか思えないクレームに業者側が泣き寝入りする場合もありますし、業者側が開き直って、補償してもらえないケースもあります。
このことで業者選びに失敗するというのは二通りあります。一つ目はそもそも業者が悪徳業者だということ。二つ目は作業過程や対応過程で業者との認識の相違が生じてしまう場合です。
一つ目に関しては、逆に言うと優良業者の定義とは何かという観点となります。優良な業者は紛失や破損はあってはならないが、反対に起こりうる可能性を考慮できる経験があるかどうかです。またその対策をしっているかどうかです。たとえば損害保険に入る、養生作業をするとか、契約の範囲をはっきりさせる(許可なく物を動かすことをしない)などです。
作業場起こりうる損害をはあくし、その対策を熟知している。反対に悪徳業者はこういいた観点での認識や経験がない業者とも言えます。起こらないようにする努力をせづ、安請け合いをし、起こってしまったら開き直って責任回避をする。損害保険に入らず、養生作業が作業内容に入っておらず、善意であれ売り上げ目的であれその場であれもこれもとやってしまう。
ですので、まずは損害保険に入っているかどうかは確認しましょう。そして見積もりを受け取った時に養生作業や作業範囲について事前に説明をもとめましょう。「大丈夫です。プロですから」しか言わない業者は危ないと思います。
二つ目に関しては、何か問題があった際の原状回復の認識の相違だというように言えます。色がおちた。壊れた。ではそれは元から壊れていたものなのか、業者が壊したものなのか。もしこれを第三者の立場から見れば判断しにくいものになります。
そのため、まずはクリーニングをする前に動作確認をして頂ければと思います。例えばエアコンはシーズンの初めにクリーニングをしたとして、昨シーズンからしばらく使っていなかったものとなります。
これをクリーニングの後に動かなくなったとした時に面倒なことになるのは予想できることです。これを一度通電して動作確認しておいて頂ければ、その後のトラブルになる可能性がぐっとへります。
またクリーニング前の状態をスマホで写真を撮っておいていただければもし何かあった時の証拠になります。とくに色落ちしそうなものなどにぜひ。